Project Stand - Faces of Rape & Sexual Abuse Survivors

誰もがそんなことが自分に起こるとは思っていない。私もそう思っていた一人だった。1999年の8月9日、以前近所に住んでいた人が私のアパートに押し入って私をレイプした、あの夜まで。その日、私は否応無しに現実に目を開かされた。いとも簡単にも誰もが次の被害者になりうるということに気づいていなかった現実に。そしてこの社会におけるセックスの混乱・はん濫が私たちを盲目にしているという事実に。

聖なる部分が侵されることに対する痛みがどれほどのものか、あの夜、身をもって知らされた。加害者は懲役20年に課せられたが、私は幸運にもある種の正義が下されるのをみた被害者の一人だ。多くの被害者はそのような幸運の中にはいない。この夜もまた、どれほどの被害者が一人で泣き寝入りをしているのだろうか、考えずにはいられない。

「立ち上がってください。このことはあなたの肩にかかっています。
私たちはあなたに協力します。勇気を出して、実行してください。」
エズラ記10:4